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施術を受けられた後に痛みが出たり、不安定になる現象について

例えば、私たちの施術を希望される方で、ご高齢の方などのように筋肉がロックした状態が長い期間続いている方や、車椅子や歩行補助器がないと歩けないほど痛みがひどい方は、前もってお伝えしないといけないことがあります。

施術を受けた直後は一時的に痛みや痺れが強くなることも

上記のケースに当てはまる方は、痛み物質や老廃物が流れずに通常よりも溜まっている可能性があるため、筋肉のロックを解除することによって、一気に流れ始めることがあります。
老廃物や痛み物質は、血管を流れることによって感じるようになりますので、施術後にまさに正座をした後のような状態になることがあります。
この場合はしばらく安静にしたり、ゆっくりと体を動かしていれば、痛みや痺れは徐々に収まってきますが、場合によっては2、3日だるい状態や筋肉痛のような痛みが残ることがあります。

筋肉を本来の状態に戻すことによって、一旦不安定な状態になることも

体は長期間痛みや不快感を感じていると、痛みをなるべく感じないように、動きを制限するように筋肉を硬くすることがります。
イメージとしては、自前のコルセットやサポーターを筋肉を硬くすることによって作るのですが、痛みの原因となっている筋肉を根本的に改善するためには、一度このコルセットの役割を担っている硬くなった筋肉も本来の状態に戻す必要があります。
それまで硬めることによって支えていた体を、自分の力で支えないといけない、しかも今まで使っていなかった筋肉を使って支えることになりますので、一時的にとても不安定な状態になります。

そのため、「筋肉を緩めすぎないほうがいい」という方もいらっしゃるのですが、それでは根本的に痛みや不調を改善することができません。
ちなみに、「緩めすぎる」という現象は筋肉の仕組み上起こりえません。
しっかりと筋肉を本来の柔らかさに戻していくと、そのうち不安定さはなくなり、むしろ気持ちよく体を動かすことができるようになります。

施術後に出る一時的な反応や不安定さは、必ず施術の際お伝えしているのですが、それでも一定数不安に思われて、中途半端な状態で施術をキャンセルされる方がいらっしゃいます。
そうなると、施術代も含めて非常に勿体無いことになりますので、もし私たちの施術を希望される方で、上記のような変化が不安だと思われる方は、ご予約は避けた方がいいかもしれないです。

上記のような変化が一時的に起きるかもしれないけど、しっかりと根本から痛みや不調を改善したいという方は、ぜひ私たちの施術を受けてみてください。




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