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痛みの原因は神経や骨よりも筋肉のことが多い

肩こりや首こりなどは筋肉が硬くなっていることによって引き起こされていると、なんとなく想像できるのではないでしょうか。

それでは、腰痛や股関節痛、膝痛、手足のしびれ、腰椎椎間板ヘルニア、変形性股関節症や変形性膝関節症なども筋肉が硬くなっていることによって引き起こされている可能性が高いと言われるといかがでしょうか。

これらのことは、神経の圧迫や、骨の変形によって引き起こされているというイメージがありますよね。今回は神経圧迫による痛みは存在しないということについて書いてみます。

神経は圧迫しても痛みを感じない

まず、最初にお伝えしたいことは、神経は圧迫しても痛みを感じることはありません。
「え?」って思いますよね。
「痛み」を「甘さ」に置き換えて考えてみると、少しイメージしやすいかもしれないです。
例えば、甘い生クリームを神経に塗ってみたらどうでしょうか。私たちは甘さを感じることができるでしょうか?
おそらく、ほとんどの方が「できない」と答えるのではないでしょうか。
どうして甘い生クリームを神経に塗っても、甘さを感じないのか。
神経には甘さを感じる働きがないから、神経に甘いものを塗っても甘さを感じないわけです。

それでは、「痛み」はどうでしょうか?
実は痛みも甘さと同じです。痛みを感じる仕組みがあって、その仕組に沿って痛みの情報が神経を通って、脳に届けられることによって痛みを感じています。
途中の神経圧迫をきっかけに信号が発生してしまうと、あちこちで誤作動が生じてしまいます。ですから、神経は圧迫しても変な信号が発生しないような作りになっているのです。

神経を身近なものに例えると、電気コード

電気コードの途中をいくら踏んづけても、発電されて電気が流れることはないですよね?
これでもし、踏んづけるだびに電気が発生していたら、電気コードとしては使い物にならない代物になってしまいます。
電気コードを踏みつけることによって、起きる可能性があるのは「断線」のみです。
それは神経も同じことで、神経を圧迫して起こることは、「信号が伝わらなくなる」、つまり「麻痺」なのです。

「痛み」や「痺れ」を感じている段階で、痛みや痺れを感じる仕組みは正常に作用していますし、その情報を脳に届けることができているので、神経そのものは正常な働きをしているということになります。

神経を圧迫して痛みが出ているということは、体の構造上おかしなことを言っているのです。

このあたりのことは、こちらの動画でも説明していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
 ↓

痛みを引き起こしている原因はきちんとある

神経を圧迫しても痛みが生じないのであれば、痛みを引き起こしている原因はきちんと他にあるということになります。その原因を解決しない限り、いつまでも痛みを改善することはできません。

痛みを作り出している原因や、筋肉が硬くなることによって、どうして変形性股関節症や椎間板ヘルニアのような骨の変形を引き起こすのかなども、記事を書きましたのでより詳しく学びたい方は、ぜひこちらのページも読んでみてください。

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今までの施術の経験から、腰痛や肩こり、関節などの痛みもほとんどのケースで、硬くなった筋肉が原因となっていることが多かったです。もし、痛みや不調などでお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。



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