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三つの原因に同時にアプローチするから安定した施術結果が出せる

私たちが施術をする上で大きな課題だったのが、「施術の結果が人によって変わる」ことでした。

全員が同じ生活を送っているわけではないし、体への負荷のかかり方も違うので、当たり前のことと言えば当たり前のことなのですが、それでもなんとかして施術を受けられる方の生活環境や体の状態に振り回されることなく、一定の施術結果が出せるように技術改善をしてきました。

そうしてできたのが、「筋肉チューニング」であり「ゼロ化整体」です。

今回は、施術技術改良初期の頃に見えてきた、筋肉が硬くなる要素について書きます。

この記事を最後まで読むと、筋肉のロックを解除していく上で、どんなことをすれば効率良く体の不調を改善できるかを知ることができます。ぜひ最後までお読みください。

筋肉が硬くなる三つの原因

体に痛みや不調をきたすような筋肉の硬さの原因は、ざっくりと分類すると三つあります。
・筋肉のロック(守る仕組み)
・エネルギー不足
・老廃物

まずは、それぞれの原因について見ていきましょう

筋肉のロック(守る仕組み)

もともと私たちが着目していたのは、この筋肉がロックすると言う現象で、「ミオンパシー」も「筋肉チューニング」も「ゼロ化整体」もメインはここにアプローチします。
ただ、冒頭でも書きましたが、筋肉のロックを解除しようと思っても、解除されるまで時間がかかったり、ロックを解除してもすぐに元の硬い状態に戻ってしまうこともたくさんありました。
筋肉のロック以外の要素が筋肉の緩みやすさや硬さの戻りやすさに関係していたのですが、ここ五年ほどの検証でようやくどのように対処すればいいのかがみえてきました。

そもそも、筋肉がロックする現象を知っている人自体がまだまだ少ないので、まずは筋肉のロックについて説明します。

筋肉には「筋紡錘(きんぼうすい)」と言う、安全装置がくっついています。この安全装置は急激な負荷がかかった時などに筋肉が損傷しないように、筋肉に「縮め!」という指令を出して筋肉を守ります。これがいわゆる「筋反射」や「伸張反射」と言われるものなのですが、この守る仕組みが発動する時に特定の条件が揃うと、「守れ!」と言う信号が出続けてしまうのです。
本当は守らなくてもいい状態になっているにも関わらず、この信号が原因で筋肉が守るためにずっと縮み続けている状態が、筋肉ロックなのです。

エネルギー不足

意外に思われるかもしれませんが、筋肉は力を抜く時もエネルギーが必要です。エネルギー不足になると、筋肉の縮めスイッチがオフになっても力を抜くことができないため、ずっと硬い状態を維持してしまいます。
筋肉のロックを解除して「縮め」信号をカットしても、なかなか筋肉が柔らかくなってくれないのは、エネルギー不足が原因の一つだったのです。
ちょっと厄介なのは、いくらきちんと栄養を摂っていたとしても、その栄養を運ぶ血液が流れる血管が、ロックした筋肉などによって圧迫されていたらそこから先は栄養が届きづらくなります。
つまり何が言いたいかというと、両方同時に改善しないとシーソーゲームになってしまいやすいと言うことなのです。

老廃物

老廃物も、筋肉を硬くしてしまう原因の一つです。張ったような感触の硬さの時は、老廃物が原因になっていることが多いです。
これも、エネルギー不足の時と同様、いくらマッサージなどで流しても、どこかで血管が圧迫されて血流が悪くなっているのであれ、すぐに老廃物が溜まってもとの張ったような硬さ戻ってしまいます。

三つの原因を同時に改善する

もちろん、筋肉が硬くなる原因は他にもたくさんありますが、とりあえずこの三つを同時に改善することができれば、シーソーゲームが起きにくい状態で改善していくことができます。
これら三つに同時にアプローチする施術はあまりありませんので、もし今まで色々と試してみたけど、腰痛や肩こりがなかなか改善しなかったと言う方は、一度私たちの施術を受けてみてください!



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