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もやもや血管が痛みの原因ではありません

もやもや血管が痛みの原因ではありません

1万時間以上施術をしていると、世間一般で言われていることと、実際に施術の現場で起きていることが一致しないケースの傾向が見えてきます。

このような場合、私は実際に目の前で起きていることを事実として捉えて、「なぜ、一般的に言われていることと違う現象が目の前で起きているのだろう?」と考えます。

肩関節周囲炎(五十肩や四十肩)の痛みの原因と言われている「もやもや血管」も正にそんな感じで、今ではもやもや血管は痛みの原因ではないと私たちは考えています。

今回は、このもやもや血管に焦点を当てて、記事を書いてみます。

もやもや血管ってどんなもの?

簡単に説明しますと、肩関節周囲炎の痛みの研究をする中で、圧痛などを感じる箇所に細い動脈が蜘蛛の巣状に広がっている現象が発見されました。これが肩関節周囲炎などの痛みの原因の一つなのではないかということで、このもやもや血管を散らす治療が研究されるようになりました。

非常に大雑把ですが、今の現状としてはこんな感じです。

ゼロ化整体的、もやもや血管の見解

さて、一方で私たちがもやもや血管についてどのように考えているのかについて説明してみます。
まず、なぜもやもや血管が発生してしまうのか…。
これが非常に重要なポイントになります。

筋肉が硬くなると、筋肉は太くて硬い状態をキープしてしまいますので、毛細血管は圧迫されて血液が流れなくなってしまいます。
血液が流れない状態がずっと続くと、体は必要に応じて新しい道を作ろうとし始めます。ただ、硬い筋肉が多いため、それもすんなりうまくいかず、迷走をしながらなんとか通れるところを見つけながら道を作っていくので、血管が蜘蛛の巣のようになっているのではないかと私たちは考えています。

なぜそのように考えるようになったかと言いますと、もやもや血管が発生している箇所の筋肉を本来の状態に戻したところ、もやもや血管が改善するという現象が起きたからです。

筋肉を本来の柔らかさに戻すと圧痛も消える

筋肉が硬くなったことによって血流が悪くなると、血管を拡張してより多くの血液を流そうと体はし始めます。血管を拡張するために、「ブラジキニン」という物質を生成するのですが、これが痛み物質でもあるのです。生理痛の原因となっている痛み物質でもあります。
もやもや血管が発生している箇所は、先ほどもお伝えしたとおり硬い筋肉がたくさんある場所ですから、圧痛があります。
筋肉を本来の状態に戻すと、血管の圧迫がなくなり、血流が正常な状態になるため、例えもやもや血管があったとしても圧痛がなくなります。
また、正常に筋肉が伸び縮みできるようになるので、圧痛が消えるだけでなく、関節の可動域や動きが良くなり、それによって引き起こされていた痛みも改善します。
これらのことは、机上の空論で話しているわけではなく、実際に施術を行った結果から、このような現象が起きているのではないかと仮説を立てたものになります。

これらのことから、私たちは、もやもや血管が痛みを引き越しているのではなく、本来の状態よりも硬くなった筋肉が血管を圧迫して痛みやもやもや血管を作り出していると考えるに至ったわけです。

動脈でこの現象が起きると「もやもや血管」になりますし、静脈で起きると「静脈瘤」になります。

もし、肩関節周囲炎や静脈瘤がお困りでしたら、ぜひ一度私たちにご相談ください。



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