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私たちの考える本来の体の状態とは

シンプルな表現だと、筋肉のロックがない状態が本来の状態

私たちは、ひたすら「筋肉のロック」を解除するということをやってきましたので、筋肉のロックがある状態とない状態の違いを、それこを1万件以上見てきました。
その経験から、本来の筋肉の状態とは、おそらくこんな状態なのではないかということが見えてきたわけです。

シンプルな表現をすると、
本来の状態の体の条件の一つは、「筋肉のロック」がない状態
ということになります。

そもそも、「筋肉のロック」ってなに?

「筋肉のロック」という言葉を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。
「筋肉のロック」という言葉は私たちの造語で、筋肉が硬い状態をキープしまう仕組みが車のシートベルトのロックする仕組みに似ていたことから、「筋肉のロック」という表現を使い始めました。

筋肉には、負荷がかかると「縮んで守る」という仕組みがあります。この仕組みが働くときに特定の条件が重なると、この守る仕組みが永遠にループし続けるという現象が起きます。
この現象のことを、私たちは「筋肉のロック」と言っています。
筋肉のロックについては、別のページで詳しく書いていますので、興味がある方はこちらのページをご覧ください。
 ↓
痛みを改善できない人にぜひ知ってほしい、「筋肉がロックする」という現象

筋肉のロックがあるとどんなことが起きる?

筋肉がロックすると、力を抜きたくても力が抜けない状態になりますので、筋肉にずっと力が入り続けたままの状態になります。
そのため、筋肉がロックすると以下のようなことが起きます。

可動域の低下

縮んだまま伸びることができない筋肉が増えるので、可動域はどんどん狭くなってきます

血管圧迫による血流不良

力が入っている筋肉は「太く」「硬い」状態ですので、このような状態の筋肉が増えてくると血管を圧迫し始めます。血管が圧迫されると血液が流れにくくなるので、全体的に血流が悪くなってしまいます。

血流不良による代謝不良

血流が悪くなると、血液によって運ばれるものがきちんと運ばれなくなります。栄養に気をつけているのに、いまいちに体調が良くならない、運動をしているのに浮腫みやすいという方は筋肉のロックが原因なっていることが非常に多いです。
栄養が届かず、老廃物が流れにく状態ですので、老化を早めてしまうことも。水分も少なくなってくるので筋膜どうしも張り付きやすくなり、皮膚もシワができやすくなります。

筋力が低下したように感じる

力が入ったままの筋肉はそれ以上力を入れることができます。硬く縮んだままの筋肉が増えると、それだけ動ける筋肉が減ってきますので、どんどん筋力が落ちているような錯覚に陥ります。
この状態がさらに進行してしまうと、実際に筋肉が痩せてしまうこともあります。

ロックした筋肉があるとエネルギーの通りも悪い

気功やエネルギーワークにご興味がある方もたくさんいらっしゃると思いますので、そのことについても触れておきます。
武術の稽古では体のコントロールだけでなく、エネルギーのコントロールもするのですが、ロックしている筋肉が多い時はエネルギーの通りが非常に悪くなります。
「どうもいつもよりエネルギーの通りが悪いなぁ」と感じた時に、筋肉のロックを解除すると正常に戻ることが多いです。

あなたの体は、もっと力を秘めている

いかがだったでしょうか。ここまでは筋肉がロックすると具体的にどのようなことが起きるのかについて書いてきました。
本来の状態というのは、ここで述べたことがない状態だということなんです。
ほとんどが老化に関係するような内容だったと思うのですが、実はみなさんが思っている以上に老化の影響よりも筋肉ロックの影響の方が大きい可能性が高いのです。
ということは、みなさんが思っている以上にみなさんの体はもっと若々しいはずなんです。
イメージとしては50代以上の方であれば10歳から20歳くらい、場合によってはそれ以上若い時の体の状態が本来のご自身の体の状態ということになるわけです。

もし、最近年齢を感じてしまっているようでしたら、ぜひ「筋肉ロック」を解除してみて下さい。
新しい自分を発見することができるかもしれないですよ!



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