初めてゼロ化整体を受けた方へ|施術後2〜3日の過ごし方
このたびは、ゼロ化整体の施術を受けていただき、ありがとうございました。
施術直後に感じた身体の変化は、まだ入口にすぎません。あまり変化を感じなかった方も、ご安心ください。
立つ、歩く、起き上がる、仕事をするといった普段の動作に戻る中で、これまでとの違いが見えてくることがあります。
これから2〜3日、少しだけご自身の身体に目を向けてみてください。
「昨日より振り向きやすい」
「立ち上がる時の引っかかりが少ない」
「楽にいられる時間が長くなった」
その一方で、
「違うところが痛くなってきた」
「腰が少し不安定に感じる」
といった変化が現れることもあります。
これらは、身体の使い方や筋肉にかかる負担の分担が変わる過程で起こることがあります。すぐに「悪くなった」と決めるのではなく、どのような時に、どこが、どう変わったのかを確かめてみてください。
日常の中の小さな違いが、身体がどのように変化しているかを知る大切な手がかりになります。
このページでは、施術後に確かめてほしいことと、身体の変化の見方をお伝えします。
施術後2〜3日は、身体の反応を確かめる期間です
施術後の身体を知るために大切なのは、変化の大きさだけではなく、普段の動作の中で何が変わったかを見ることです。
施術直後に動きやすさや軽さを感じる方もいれば、翌日以降に違いへ気づく方もいます。変化がまだ分かりにくい場合も、そのこと自体が、今の身体を判断するための情報になります。
普段どおりに過ごしながら、次のような点を確かめてみてください。
- 施術前に気になっていた動きは、今どう感じるか
- 張りや重さの感じ方に違いはあるか
- 力を抜きやすくなった場所はあるか
- 睡眠の質はどうか
- 楽に過ごせる時間が以前より増えているか
「良くなったか、悪くなったか」だけでなく、「何が、いつ、どのように違うか」を見ることが、今の身体を知る手がかりになります。
施術中にお伝えした「筋肉ロック」について
施術中にもご説明していますが、身体の変化を感じながら話を聞いていると、内容をすべて覚えておくのは難しいものです。ここで、施術後の変化を理解するために必要な部分だけ、短く振り返ります。
筋肉は、身体を守るために縮むことがあります。危険が過ぎれば元の長さへ戻りますが、縮もうとする反応が解除されず、硬い状態が続くことがあります。ゼロ化整体では、この状態を「筋肉ロック」と呼んでいます。
硬くなった筋肉には、次の4つの特徴があります。
- 短くなる
- 伸びにくくなる
- 太くなる
- 硬くなる
また、筋肉が硬くなる背景には、老廃物が溜まっている、筋肉を動かすためのエネルギーが不足している、筋肉ロックが起きている、という3つの状態があります。
なぜ、一度楽になっても戻りやすいことがあるのですか?
ゼロ化整体では、施術した筋肉のロックを解除していきます。ただし、一度の施術ですべての筋肉を施術するわけではありません。
周りに筋肉ロックが残っていると、硬く太くなった筋肉が血管を圧迫し、血流が不足しやすい状態も残ります。また、柔らかくなって動けるようになった筋肉には、まだ動けない筋肉の分まで負担が集まります。
そのため、施術直後は楽になっていても、日常生活へ戻る中で、柔らかくなった筋肉が再び硬くなり、少し戻ったように感じることがあります。
これは、施術前とまったく同じ状態に戻ったという意味ではありません。楽に過ごせる時間、痛みや張りの強さ、動かせる範囲などを比べると、以前との違いが見つかることがあります。
なぜ、翌日以降に変化へ気づくことがあるのですか?
長い期間、多くの筋肉が硬くなっている場合、一度の施術ですべての筋肉が柔らかくなるわけではありません。
施術した筋肉は柔らかくなっていても、いちばん強い痛みに関係する部分がまだ残っていると、痛みそのものはあまり変わっていないように感じることがあります。
痛みや不安が残っていれば、どうしても人の意識は、いちばん辛い場所へ向かいます。施術後に最初に確認するのも、その場所になりやすいでしょう。
そのため、ほかの場所ですでに起きている変化には、すぐ気づかないことがあります。
ところが日常生活へ戻ると、ふとした瞬間に、
「いつもこの動きで辛くなっていたのに、今日は楽だ」
「ある瞬間だけ出ていた痛みが、気にならなかった」
「そういえば、昨日よりこの動きがしやすい」
と気づくことがあります。
それは、いちばん強い痛みや辛さに隠れて、これまで意識していなかった部分の変化です。
翌日以降に新しく変化が起きたというよりも、施術によってすでに起きていた変化に、普段の生活の中で後から気づいたということです。
だから施術後は、いちばん辛い場所だけで判断せず、日常の中で「楽になっている動きや場面はないか」にも目を向けてみてください。
施術後に起こることがある変化
施術後には、次のような変化を感じることがあります。
動きやすさや軽さを感じる
施術前に気になっていた動作がしやすくなったり、張りや重さが軽く感じられたりすることがあります。
施術直後には分からなくても、着替え、歩行、階段、仕事中の姿勢など、普段の動作に戻った時に気づく場合があります。
眠気やだるさを感じる
筋肉が柔らかくなって身体の緊張がほどけると、休息する時に働く副交感神経が優位になり、眠気を感じることがあります。
また、血流が変化して、それまで溜まっていた老廃物が流れ始める過程で、だるさや身体の重さを感じることもあります。
その場合は、無理に活動量を増やさず、休める時は身体を休めてください。
筋肉痛のような感覚が出る
施術後に、重さや張り、筋肉痛に似た痛みを感じることがあります。
イメージとしては、正座を解いた直後に、それまで感じにくかったしびれを一時的に強く感じるのと似ています。
硬くなっていた筋肉が柔らかくなると、滞っていた血流が変化し、溜まっていた老廃物も流れ始めます。その過程で、重さや張り、筋肉痛のような感覚が現れることがありますが、身体が変化していく中で起こる反応ですので、ご安心ください。
違う場所が痛む、痛みを強く感じる場所が出る
施術前とは違う場所が痛くなったり、それまでより痛みを強く感じる場所が出てきたりすることがあります。
分かりやすいのは、腰の周りの筋肉がガチガチに硬くなっているケースです。
身体は、痛みのある場所を守るために、周りの筋肉を固めて動きを止めることがあります。硬くなった筋肉が、ギプスやコルセットのような役割をして、痛む場所を動かさないように守っている状態です。
ただし、痛みの大元となっている筋肉を改善していくためには、その周りを固めている筋肉から柔らかくし、いったん「筋肉のコルセット」を外していく必要があります。
コルセットが外れると、それまで守られていた筋肉が、再び身体を支えたり、動いたりするようになります。そのため、隠れていた痛みを一時的に感じやすくなることがあります。
また、動ける筋肉が増えることで、身体にかかる負担の分担も変わります。これまであまり使われていなかった場所が本来の働きを取り戻す過程で、別の場所に痛みや違和感を感じることもあります。
これは、身体を悪化させているのではなく、痛みを感じないように固めていた状態がほどけ、身体の使い方が変わっている過程で起こることがあります。
痛みの出方が気になる時や、ご自身では判断しにくい時は、遠慮なくゼロ化整体へご相談ください。
変化が分かりにくい、または少し戻る
身体の表面や周りの筋肉が硬くなっていると、その奥にある、痛みの大元となっている筋肉へすぐに施術できないことがあります。
まずは手前にある筋肉を柔らかくし、奥の筋肉へ届く状態をつくる必要があるため、初めのうちは痛みそのものの変化が分かりにくいことがあります。
また、硬くて動けない筋肉がまだ多い段階では、施術によって一度柔らかくなった筋肉が、再び硬くなることもあります。
これは、単に「戻ったように感じる」だけではなく、実際に一度柔らかくなった筋肉の一部が、再び硬くなっている状態です。柔らかくなって動けるようになった筋肉が、まだ動けない筋肉の分まで働き、負担が集中することで起こります。
ただし、施術前の身体全体とまったく同じ状態に戻ったということではありません。動けるようになった筋肉を少しずつ増やし、負担を分け合える状態をつくることで、再び硬くなりにくい身体へ変えていきます。
その時も「身体全体が元に戻った」とすぐに決めず、施術前と比べて次の点を確かめてみてください。
- 気になり始めるまでの時間
- 痛みや張りの強さ
- 動かせる範囲
- 楽に過ごせる姿勢や場面
小さな違いも、次の施術や今後の身体の扱い方を判断する材料になります。
動ける筋肉がある程度増えるまでは、柔らかくなった筋肉へ負担が集中しすぎないように、身体の変化を確認しながら次の施術時期を考えることが大切です。この戻りやすさを減らしていく考え方が、次にお伝えする施術期間や間隔にも関係します。
どのくらい続ければよいですか?
「どのくらい続ければよいですか?」というご質問をよくいただきます。
必要な期間や施術間隔は、現在の筋肉の状態、不調が続いていた期間、日常生活で身体にかかる負荷などによって異なります。
施術の進み方は、職場の「出社人数」に置き換えると分かりやすくなります。
本来30人で仕事をする必要がある職場に、10人しか出社できていないとします。そこへ休んでいた5〜6人が戻ってきても、まだ人数は足りません。戻ってきたばかりの人たちも、すぐに一人で二人分近い仕事を背負うことになり、再び休まざるを得なくなります。
身体も同じです。硬くて動けない筋肉が多いうちは、施術によって動けるようになった筋肉へ負担が集中し、再び硬くなりやすい状態です。
そのため、動ける筋肉が増え、一度柔らかくなった筋肉が再び硬くなりやすい段階を抜けるまでは、1〜2週間ほどの間隔で施術を受けた方が、変化を積み重ねやすい場合があります。
動ける筋肉が増えてくると、一つひとつの筋肉にかかる負担が減るため、施術の間隔も少しずつ空けられるようになります。初めから最後まで、同じ間隔で通い続けるという意味ではありません。
比較的多い経過の一例
これまでの施術では、約18週間の中で、身体の変化を確認しながら施術間隔を段階的に空けていく経過が、比較的多く見られました。
初めの段階では、施術後の変化と、その変化が日常生活の中でどのように続くかを確認します。状態が変わってくると、施術の対象や間隔も変わります。最終的には、不調が戻りにくく、自分でも身体の状態を判断し、必要に応じてセルフ整体も活用しながら、日常の中でケアできる状態を目指します。
この経過は、「どのくらい続ければよいか」を考える時の一つの目安です。より短い期間で卒業できる方もいれば、身体の状態や生活上の負荷によって、時間をかけて進める方もいます。
大切なのは18週間通うことではなく、毎回の身体の変化を確認しながら、その方に必要な次の段階を判断することです。
次回までの過ごし方
施術後は、普段どおりに生活しながら、身体の反応や日常動作の変化を観察してください。
ただし、施術後2〜3日は、次の点に気をつけてお過ごしください。
- 急に強い負荷をかけない
- 痛みを我慢してストレッチや運動を行わない
- 身体を動かす時は、痛みの出ない姿勢と範囲で動かす
- 同じ姿勢が続いた時は、無理のない範囲で姿勢を変える
- 施術前に気になっていた動きを、時々確かめる
- 変化や気になったことを覚えておく、または簡単に記録する
施術時に個別の過ごし方をお伝えしている場合は、そちらを優先してください。
次回の施術について
次回の目安をお伝えしている方は、その時期を一つの参考にしてください。
全員が同じ間隔で施術を受ける必要はありません。現在の状態、施術後の変化、ご予算も確認しながら、次に受ける時期を一緒に判断します。
まだご予約がお済みでない場合は、こちらから日程をご確認いただけます。
心配な変化がある場合
次のような変化があり、ご不安な場合は、まずゼロ化整体へご相談ください。
- 施術前よりも強い痛みを感じる
- しびれや力の入りにくさがある
- 施術前にはなかった症状が出ている
- その他、普段と違う心配な変化がある
お身体の状態や変化の出方を伺ったうえで、必要な対応を一緒に確認します。状態によって医療機関での確認が必要だと考えられる場合には、その旨もお伝えします。
分からないことを一人で判断しようとせず、気になることがあればご相談ください。
鮎川史園(あゆかわ しおん)
ゼロ化整体 開発者・代表セラピスト
筋肉ロック理論の研究に15年以上携わり、ゼロ化整体を独自開発。2万人以上の施術実績を持ち、著書4冊(累計6万部)を出版。武学融合技術による独自アプローチで、慢性痛の根本改善をサポートしています。