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腰を反らすと辛くなる腰痛の原因と改善方法

腰痛には大きく分けると、三つのタイプに分けることができます。

・背すじ伸ばしたり、反らしたりすると辛くなる腰痛

・前屈みなると辛くなる腰痛

・じっとしていると辛くなる腰痛

この他にも動かした時に、ズキッと痛みが走る腰痛などもあるのですが、このタイプの記事はどちらかというと急性の痛みなのでぎっくり腰に近い痛みとなります。急性の痛みについては別の記事で説明していますので、そのページをご覧いただくとして、慢性的な腰痛としては大きく分けると上記に三つに分類することができます。

今回の記事では、この三つのタイプのうち、腰を反らしたり、背筋を伸ばすと辛くなる腰痛について説明します。 猫背にも関係のある話ですので、猫背が気になる方もぜひ最後までお読みください。

筋力低下が決して痛みの原因ではありません

腰痛の原因の一つとして、「筋力の低下で腰に負担がかかって痛みを感じている」と説明されることが多いですが、私たちが40年近く施術を行ってきた中で、筋力低下によって腰の痛みが出ていた方は一人もいらっしゃいませんでした。

「筋力が低下すると、痛みが発生する」ということが、いかにおかしなことを言っているのか、動画で説明していますので、ぜひご覧ください。






もし腰痛改善のために、筋トレや体操などの運動をされている方は、一度この記事をお読みになってから、今やっていらっしゃることを続けるかどうかを判断してみてください。


では、何が腰の痛みの原因になっているのでしょうか。
腰痛の原因を知るためには、まず筋肉が硬くなることによってどんなことが起きるのかを知る必要があります。

筋肉が硬くなることで、出てくる痛み

硬くなっている筋肉とは、どのような状態でしょうか?
凝りなども含めて、硬くなっている筋肉と言うのは力を抜くことができない状態です。力を抜きたくてもずっと力が入り続けてしまっている状態なのです。

このような状態の筋肉は柔らかい筋肉に比べて
・硬い
・太い
・短い
・伸びることができない
という特徴があります。

筋肉が硬くて太い状態をキープしてしまうことにより発生する痛み

硬くて、太い状態をキープしてしまっている筋肉が増えてくると、その筋肉の周りにあるものを圧迫し始めます。
その圧迫してしまうものの1つに血管があります。血管が圧迫されると血流が悪くなります。
血流が悪くなると、生命を維持するために必要なものを運べなくなってしまいます。そのため、血流を改善するために血管を拡張する作用のある「ブラジキニン」と言う化学物質を生成し始めます。 このブラジキニンは、血管を拡張するだけでなく、痛み物質でもあります。実は、このブラジキニンによる痛みは、非常に身近なもので、正座をした後に感じるしびれも、この物質が引き起こしています。

このブラジキニンが痛みの原因となっている症状は以下の通りです。
・ じっとしていると痛くなってくる腰痛やその他の痛み
・ 起き抜けや動かし始めに感じる痛み
・ 温めると楽になる痛み

筋肉が短く伸びることができない状態をキープすることによって起きる痛み

この状態の筋肉が増えてくると、関節の可動域が狭くなるだけではなく、 関節の変形まで引き起こしてしまいます。
たかが筋肉が硬くなっただけで、 骨や関節が変形するわけがないと思われるかもしれません。

しかし、多くの方に施術してきて、短く伸びることができない状態をキープした筋肉と、「てこの原理」が合わさると、軟骨や椎間板をつぶしたり、関節の変形を引き起こしてしまう可能性が高くなるということがわかってきました。

この筋肉が短く伸びることができない状態をキープしていることによって、引き起こされる症状としては以下のものがあります。
・特定の姿勢をとると、痛みが強くなる
・体が硬くなり、以前のように動かせなくなる
・椎間板ヘルニア
・関節の変形

体を後ろに反らすと痛みが出る腰痛はこのパターンに当てはまります。
体が以前よりも硬くなっていると感じるため、ストレッチでこの状態を改善しようとされる方が多いのですが、逆効果になる可能性がありますのでご注意ください。

腰を反らすことができない腰痛は、背骨よりも前側の筋肉が硬くなっている

腰痛の場合腰側に痛みが出ることが多いので、痛みの原因が腰側にあると思ってしまうのですが、決してそうではありません。
腰を反らすと辛い腰痛は、背中側から体の前側に伸びている筋肉が、硬く縮むことによって引き起こされます。
具体的には
・大腰筋
・腸骨筋
などの筋肉が主な原因となっています。

これらの筋肉が硬くなると、背すじを伸ばす姿勢をとった時に、背中側が圧迫される負荷がかかります。
逆に、猫背のような姿勢をとると、どこにもテンションがかからなくなるので、楽になります。

腰痛だからといって、腰回りばかりを緩めていてもなかなか腰痛が改善しないのは、このためです。

腰を伸ばすと辛くなる腰痛の場合は、腰側の筋肉を緩めるよりも、お腹側の筋肉を緩める必要があるのです。

試しに大腰筋を緩めてみる

私たちは、自分で筋肉を本来の柔らかさに戻すセルフ整体のやり方もご紹介しています。お腹の奥にある筋肉ですので、セルフ整体としてはちょっと難易度が高いのですが、もしご自身で腰痛の原因である大腰筋を試しに緩めてみたい方は、ぜひこちらのセルフ整体をお試しください。




しっかりと腰痛を改善したい方は

私たちの施術は滞在先やご自宅への出張もしくは東銀座から3分の提携サロンで受けることができます。

もし私たちの施術にご興味がある方は、ぜひ一度施術を受けてみてください。特に初回は値段は決して安くないですが最先端の施術が受けられる代表セラピスト鮎川の施術をお勧めしております。

代表セラピスト鮎川の施術は
120分 44,000円
で受けることが出来ます。

私たちの施術は、不調や痛みから卒業するための施術です。
日本代表を務めるトップアスリートから、「60分につき5万円払うので、それに見合う結果を出せる施術をしてほしい」と依頼され、とことん結果にこだわって開発したのがこの施術です。
さすがに、皆さんは施術代に1時間5万円支払うのは難しいと思いますが、その料金と同じ施術を受けることが出来ます。

根本的に不調を改善するためには、皆さんご自身にも体や痛みのことなどを学んで頂き、ご自身でも不調や痛みが改善できるようになっていただく必要があります。施術料金は、そのことも含めての料金だと考えていただけたらとてもうれしいです。

代表セラピストの鮎川がどんな人物か気になる方は、プロフィールをこの記事の下に掲載していますので、ご覧ください。

まずは、15分の無料カウンセリングをご利用ください

ご自身のお体のこと、施術や費用のことなど、不安なことがたくさんあると思います。まずは施術を予約される前に15分の無料カウンセリングを利用してご相談ください。


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代表セラピスト、鮎川史園(あゆかわ しおん)のプロフィール

代表セラピストの鮎川はゼロ化整体の開発者でもあり、ゼロ化整体のベースとなっている「ミオンパシー」と言う手技療法を創始者以外で初めて指導することを許された人物です。
施術時間は2万時間以上。
東京には2011年に代官山にサロンをオープンし、多くの方の痛みや不調を改善してきました。
2018年から日本代表クラスのトップアスリートのための施術技術開発に着手。 2022年にはその研究を活かしたゼロ化整体を発表。

PHP研究所などから4冊のセルフ整体本を出版しているベストセラー著者でもあり、ラジオなど多数のメディアに出演しています。
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ぜひ、今まで体験したことがない全く新しい感覚の施術を、一度受けてみてください。

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