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肉離れの原因と改善・予防法について

肉離れの原因と改善・予防法について

「肉離れ」と言ったら、「怪我」というイメージではないでしょうか。もちろん、内出血があったり実際に筋肉に損傷がある場合もあるのですが、怪我ではない「肉離れ」もあるのです。

実際に損傷が見られる肉離れも、怪我ではない肉離れも、両方同じことが原因になっていますので、予防も兼ねて本当の意味で「肉離れ」を改善するためには、この原因をしっかり解決する必要があります。

このページを最後まで読むと、あまり知られていない肉離れの原因と、どうすれば根本改善して予防につなげることができるのかを知ることができますので、ぜひ最後まで読んでください。

肉離れの症状

肉離れの症状としては

・ストレッチをすると痛みが出る。力を入れると痛みが出ることもあるため、歩行が困難になることも
・内出血
・筋繊維の断裂
などがあります。内出血と筋繊維の断裂については病院などでMRI検査などの画像診断受けることによって確認できるので、それらの症状が確認されたのでしたら、まずは安静にして損傷した箇所や内出血している箇所を回復する必要があります。

ところが、肉離れ様の痛みがあるにもかかわらず、病院での画像診断には何も映らない場合があります。
大体回復に1週間から2週間かかると言われる時はこのケースです。
この場合は、筋繊維の損傷が痛みの原因なのではなく、急激に大量の筋肉が硬くなったことによって引き起こされた痛みということになります。

「大量の筋肉が急激に硬くなることによって起きる痛み?」と疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ぎっくり腰や、ムチウチなどもそうなのですが、筋肉の損傷が原因なのではなく、筋肉が大量に急激に硬くなることによって、激しい痛みに襲われることもあるのです。
そのことを私たちは、「筋肉の急性ロック」と表現しています。

この辺りのことは、こちらのページでも少し詳しく説明していますので、もう少し詳しく知りたい方は、こちらのページをお読みください。
 ↓
どうして筋肉が硬くなると痛みや痺れを感じるの?

肉離れの原因

トップアスリートやスポーツをされている方の施術を通して見えてきたのが、肉離れの原因。
実際に損傷が起きている肉離れも、筋肉の急性ロックによる痛みも、両方同じことが原因で引き起こされていますので、ここからはそのことについて書きます。
文章だと、ちょっと分かりづらいので動画で説明したものもご用意しました。

肉離れの原因についてお伝えする前に、まずは筋肉の守る仕組み「筋肉のロック」について知る必要があります。
筋肉ロックについても、別のページで詳しく書いていますので、ぜひお読みください。
 ↓
痛みを改善できない人にぜひ知ってほしい、「筋肉がロックする」という現象

ロックした筋肉は硬く縮んだまま、伸びることができません。何もしていなくても縮んでしまっていますので、筋肉として力を発揮することもできません。
例えば、筋肉の両端がロックしていたら、どうなるでしょうか。
ロックした筋肉は硬く縮んでいるので、ロックした筋肉に挟まれた箇所は通常よりも引き伸ばされた状態にあります。もうちょっと分かりやすい表現をすると、ロックした筋肉の間にある筋肉は、普段からストレッチされている状態なのです。
このストレッチされている箇所に負荷がかかるとどうなるでしょうか?

通常よりも大きな負荷がかかるのは想像できますでしょうか?
実は、肉離れは筋肉が硬くなっている箇所よりも、その硬くなった筋肉に挟まれた正常な筋肉で起きることが多いのです。

大きな負荷がかかると、その分多くの筋肉がロックします。ロックした筋肉に挟まれた筋肉に、大きな負荷がかかってしまうと、それだけたくさんの筋肉が一斉にロックすることになります。
大量の筋肉が一斉にロックすると、激痛物質の「プロスタグランジン」が生成されますので、まるで怪我をした時のような痛みを感じます。
これが、筋肉に損傷が起きていないケースの肉離れになります。

もし、筋肉が守ることができる負荷よりも大きな負荷がかかってしまった場合は、損傷が起きてしまいます。
つまり、内出血や筋断裂が起きるのです。

肉離れを治して、予防するには

急性の筋肉ロックや筋肉の損傷は、硬くロックした筋肉に挟まれた箇所で起きやすいということは、なんとなく理解できたのではないでしょうか。
ロックした筋肉が少なければ、それだけ筋肉は負荷を分散して請け負うことができるので、肉離れや筋肉の急性ロックを予防するためには、なるべく筋肉のロックが少ない状態にしてあげる必要があります。

肉離れを根本的に改善するためには痛みを感じている箇所以外に、その痛みを引き起こした原因を作った筋肉も緩める必要があります。
ここまで、しっかりと筋肉ロックを解除することができたら、肉離れが根本的に改善できたと言えますし、さらには、肉離れや急性ロックの予防もすることができます。