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筋肉のロック具合をセルフチェック

筋肉のロックは、筋肉をぐりぐりと押してチェックすることができます。

ご自身でもチェックすることが出来ますので、そのチェック方法と筋肉のロック具合によって、どのようにぐりぐりと押したときの感覚が変化するのかについて今回はご説明します。

なお、「筋肉のロックと言う表現を初めてお聞きになられた方は、まずはこちらのページをご覧ください。
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痛みを改善できない人にぜひ知ってほしい、「筋肉がロックする」という現象

正常な筋肉はぐりぐりと押しても痛くない

筋肉をぐりぐりと押すと、痛いと言うイメージがあると思いますが、筋肉のロックがない正常な筋肉はぐりぐりと押しても痛くありません。
どのように感じるかと言いますと、ただ「押されている」という感覚になります。
ぐりぐりと筋肉を押して痛みやくすぐったさなど、何かしらの感覚を感じている時点で、実は筋肉が硬くなっています。

筋肉のロック具合でぐりぐりと押したときの感じ方が変わる

正常な筋肉はぐりぐりと押しても、痛みもくすぐったさもなく、ただ単純にを押されていると言う感覚があるだけだとお伝えしました。
では、ロックが進行して最も硬さがひどくなった場合は、どのような感覚になるかイメージできますでしょうか

肩こりがひどい方は既に経験されたことがあるかもしれませんが、肩が岩のように硬くなった時は強く押しても何も感じないと言う状態になります。
これが最もひどくなったときの感覚です。
筋肉が硬くなりすぎると感覚が麻痺してしまい、何も感じでなくなってしまうのです。

筋肉のロックの進捗具合によってどのように感じるか

ロックした筋肉をぐりぐりと押した時の感覚が、筋肉のロック具合によってどのように変化するのかについてまとめてみました。
0段階がロックがほぼない状態で、5段階目が最もロックがひどくなっている状態です。

0段階 痛みやくすぐったさもなく、シンプルに押されている感覚
1段階 ぐりぐりっと押すと痛い
2段階 ぐりぐりと押すと痛気持ちいい
3段階 ぐりぐりと押すと気持ちいい
4段階 ぐりぐりと押すとくすぐったい
5段階 ぐりぐりと押しても硬すぎて何も感じない(サランラップ越しに押されているような感覚)

痛いと言う感覚が少し鈍くなると「痛気持ちいい」と言う感覚になります。
さらに痛気持ちいい感覚が鈍くなると痛い感覚が感じられなくなって、「気持ちいい」と言う感覚になります。さらに鈍くなると「くすぐったい」と言う感覚になり、最終的にはぐりぐりと強く押しても、硬すぎて何も感じないとう状態になります。

ぐりぐり押して痛い、あるいは痛気持ちいい、くすぐったいという状態に関しては、セルフでも何とかケアできますが、硬すぎて何も感じられないと言う状態までなってまうとプロの施術家の手を借りないとなかなか本来の柔らかさを取り戻すことができません。

筋肉のチェックはご自身でもやることができますので、ぜひご自身の体のあちこちをぐりぐりと押してみて、どのように感じるかをチェックしてみてください。

チェックの仕方のコツ

筋肉のロック具合をチェックするときは、筋繊維に対して直角に横切るようにぐりぐりと押すと、最も上記の感覚が分かりやすいです。
ただ、ほとんどの方が筋肉の図などを見る機会はないと思いますので、筋肉の構造が分からない方は、ぜひ円を描くようにぐりぐりと筋肉を押してみてください。
円を描けば必ずどこかで筋肉に対して直角に横切るように押すことになりますので、あまり筋肉に詳しくない方でも、ご自身のロック具合をチェックすることができます。

簡単に誰でもできますので、ぜひご自身で自分の体がどれくらいロックしているのか、チェックしてみてくださいね!


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こちらのページに記事の一覧をまとめていますので、ぜひご活用ください。
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